当院は地域の基幹病院であるとともに、神奈川県央地区のがん診療連携拠点病院に指定されており、病院をあげて積極的にがん診療に取り組んでいます。
血液・腫瘍内科では、造血器腫瘍の診療を中心として、難治性良性血液疾患、さらに原発不明がんなど固形がんの診療も行っています。横浜市大血液グループとの共同研究やJALSGに参加し、臨床研究にも取り組んでいます。通常の科としての診療以外に、外来化学療法センターの運営や、緩和ケアチームにも携わっており、近年各種がん領域で登場する様々な新規の抗腫瘍剤、支持療法、緩和治療についても数多く経験することができます。
新専門医制度が始まり、3年間の内科全般的な研修が必要となりました。当院では内科系、外科系各科との連携も大変緊密であり、血液疾患以外にも専門医取得のために様々な入院症例の経験が可能となっています。
皆様と一緒に働ける日を心待ちにしています。
橋本 千寿子