当科は主に急性白血病および骨髄異形成症候群に対する化学療法および血液疾患全般に対する同種造血幹細胞移植を行っています。化学療法では日本成人白血病治療研究グループ(JALSG)の臨床試験に、移植でも関東造血細胞移植共同研究グループ(KSGCT)や他の全国規模の臨床研究に積極的に参加することにより、新規治療の開発に貢献しています。当科の最大の特長は同種造血幹細胞移植の症例数が多いことです。近隣の施設から多数の症例をご紹介いただき、2017年以降は毎年60例以上の症例に移植を行っています。これは全国でも五指に入る症例数です。特に、臍帯血移植を積極的に行うことにより、患者さんに最適な時期に移植を行っています。
看護師や他の医療スタッフとの連携も良好であり、とても働きやすい環境です。白血病の化学療法に興味のある方、移植の経験を積みたいと考えている方には最適な職場です。是非いらしてください。
田中 正嗣